世界の作曲家を魅了した旋律
「さくらさくら」
春と言えば桜。そんな桜をタイトルにした楽曲は日本にたくさんあり、卒業・入学シーズンで話題になりますよね。
おそらく日本ではじめて桜をタイトルにした曲が、日本古謡の「さくらさくら」といわれています。
実際は幕末、江戸で子供用の箏の手ほどき曲として作られたもので作者は不明です。
クラシックの世界で、この旋律は様々な作曲家たちが編曲しています。
それぞれの作品のYouTubeリンクから是非、一度聴いてみてくださいね。
(ちゃっかり私の演奏もあります。)
・平井康三郎:幻想曲「さくらさくら」演奏:鈴木萌子
https://youtu.be/mAFrCS6SJYI?si=8iLNqNlRBXJ5q7HK
・ルイ・モイーズ:Cherry Blossoms “Sakura”
【2024年3月9日の戸部クラシックで演奏します!】
https://youtu.be/1tLOPMhg6ow?si=IZUYtH7XPvwEbkzp
・ドミトリー・カバレフスキー:日本民謡による変奏曲
https://youtu.be/4b_nAN1_05A?si=ejPJoigCwVuvn0d5
・ジャコモ・プッチーニ:「蝶々夫人」より〈おいで、愛しい人〉
https://youtu.be/XTOrQ9oQeAc?si=jvKXpudulcykhucI
おそらく日本の国歌より「さくらさくら」は有名なのではないでしょうか。
日本人同様にドイツ人も桜好きな人は多く、私の教授も家の庭に桜の木を植えていました。
わたしが住んでいた街ハレには、ソメイヨシノのような色が薄く華奢な桜よりも、八重桜や牡丹桜のような色が濃くてぽってりしている桜が多い印象でした。
さくらの開花時期は日本よりも遅く、4月下旬から5月中旬頃です。この頃になると、桜以外の花々も咲き始め街に彩りを与えます。コートのボタンを開けてお散歩ができ、公園や街のベンチで日光浴を楽しむ人々も増えます。
長くて暗い冬が終わり、ようやく春の到来を感じることができます。
ドイツの作曲家の作品には「春」を題材にしたものが多いのもよく理解できます。シューベルトの歌曲「春の信仰」、「春の夢」、「春の小川」やシューマンの交響曲第1番「春」、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第5番、メンデルスゾーンの無言歌集の「春の歌」などなど。そして現地で冬から春を経験したからこそ、「春」を題材にした作品への理解度が増しました。冬好きの私でさえ、いつの間にか春が大好きになりました。
写真はドイツの桜とハレのオペラ座の前の公園です。
みんなの発表会🎵
鈴木萌子ピアノレッスンの生徒さんや、コンサートを控えた学生さん、音楽家のたまごや仲間たちと発表会をします。
あまり構えず、とにかく楽しく🎵失敗も緊張もなんでもありの発表会です。
DATE:2024年5月4日(金)
TIME:15時00分開場 15時30分開演(16時30分終演予定)
PLACE: 戸塚区民文化センター さくらプラザ リハーサル室(JR戸塚駅徒歩2分)
戸部クラシック vol 6 6月公演
<午前の部>
ファミリーコンサート 泣いても笑っても大丈夫!
~フルートとピアノで奏でる「花」の音楽~
DATE:2024年6月15日(土)
TIME: 10時45分開場 11時開演(12時終演予定)
プログラム:
中田義直 「夏の思い出」
ブルーマー 「植物界」より抜粋
ボヌル 「カルメンファンタジー」
その他
出演:フルート=岡本元輝 ピアノ=鈴木萌子
<午後の部>
お菓子と日本
DATE:2024年6月15日(土)
TIME: 13時15分開場 13時30分開演(14時30分終演予定)
プログラム:
武満徹 「フルートのためのエア」
平井康三郎 幻想曲「さくらさくら」
湯山昭 「お菓子の世界」より抜粋
その他
出演:ピアノ=鈴木萌子 フルート=岡本元輝
コンサートの情報はこちらのページでも随時ご案内しております。
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